梅雨時のジメジメ対策のリフォーム
2025年06月15日
梅雨と呼ばれる5月末から7月初〜中旬頃は、
一年のうちで最も湿度が高くなる時期です。
湿気は住宅の建材にも悪影響を与えます。
木材が湿気を吸うと腐食したり、壁紙が剥がれたりする原因になってしまうのです。
大切な住まいを長持ちさせるために、
湿気対策はとても大切です。
●換気扇をグレードアップする
築古の住宅の場合、
古くなった換気扇は換気能力低下の可能性、又は、においや煙を輩出する目的だけでつけていて、
室内の換気まで考られていない場合があります。
最新の換気扇に交換することで、室内の空気を効率的に入れ替えられるでしょう。
また、浴室乾燥機能付きの換気扇にすれば雨の日でも洗濯物を乾かすことができ、
浴室の湿気対策にもつながります。
●内窓(二重窓)を設置する
今ある窓の内側に、さらに窓を取り付ける「内窓(二重窓)」は、断熱効果を高めるだけでなく、
結露の発生を大幅に抑える効果があります。結露はカビの原因となるため、
湿気対策としても有効です。
場合によっては、サッシをペアガラスに交換することもできますので、
是非一度検討してみてください。
防音効果や断熱効果も上がりますのでお勧めの方法です。
●調湿効果のある内装材に換える
壁や天井の仕上げ材を、珪藻土や漆喰のような調湿効果のある素材に変えるのもおすすめです。
室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、
乾燥している時には放出する働きがあります。
調湿のほか防カビ・抗菌効果もあるため、
一年を通して快適な湿度を保つ効果が期待できます。